平成29年2月4日(土)に「平成28年度 認知症サポーターキャラバン 表彰・報告会」を開催いたしました。サポーター、キャラバン・メイトをはじめ、北海道から沖縄まで全国から約500人の方々にご参加いただきました。 心より、お礼申し上げます。
開会の挨拶(全国キャラバン・メイト連絡協議会 代表 菅原 弘子)
厚生労働省 老健局長 蒲原 基道 氏からご挨拶いただきました。
について表彰が行われました。
→サポーター講座開催回数上位キャラバン・メイト 表彰についてはこちら(PDF)
→県別キャラバン・メイト活動率 優良自治体 表彰についてはこちら(PDF)
→認知症サポーター養成状況 優良自治体 表彰についてはこちら(PDF)
→優良活動事例 選考と表彰についてはこちら(PDF)
キャラバン・メイトが地域包括支援センターとの協力のもと立ち上げたボランティア団体により、介護予防教室、オレンジカフェ、農園活動(高齢者、認知症の人、障害者・児による)を実施し、認知症の人とサポーターが多様な活動を通し、継続して交流、支援する場を創出している。
サポーターとキャラバン・メイトにより実施されている「巡回カフェ」、行方不明時を想定して綿密に作成されたマニュアルを準備しての「声かけ訓練」に多様な層の住民が参加することにより、認知症の人・家族が必要な情報をオープンにできるまでに地域における理解の土壌がつくられている。
消防職、消防団員等に向けたサポーター養成だけでなく、消防職員がキャラバン・メイトとなり、災害活動における認知症対策の重要性を踏まえた講座を地域で行うことを通して、認知症の人を含む高齢者世帯に対応した消防・救急の体制と地域連携が構築されている。
警察本部長以下ほぼ全職員のサポーター養成、全警察署へのキャラバン・メイト配置による対応力向上を土台に、府及び市町村、地域包括支援センターとの連携を図り、認知症の人の行方不明時捜索体制の構築を主導している。
多職種のメイトが連携し、サポーター講座を中心とする小学生向けの10時間のカリキュラムを組み、福祉の意味を自ら考えられる授業を展開している。
店舗のある自治体との見守り協定締結を契機に、各地域の実情、課題に個別に対応した見守り、買い物支援等をきめ細かく展開することで、店舗での取り組みが地域の行政、住民の連携に働きかける効果をもたらしている。
日本の認知症サポーターを手本に2012年から開始したディメンシア・フレンズ。英国アルツハイマー協会 マーケティング・渉外担当課長 ビビアン・フランシスさんから英国版サポーター養成講座を実演していただきました(使用資料)。
ディメンシア・フレンズは現在約180万人養成されています。講師(ディメンシア・フレンズ・チャンピオンズ)のバックグラウンド、講座の手法など、日本の認知症サポーターとは、どのような点が異なるのか、そして、どのような活動をしているのでしょう。キャラバン・メイト、サポーターの参考になる最新の状況を伺いました。使用資料)。
ロビーでは、全国の自治体・企業から提供していただいた「認知症サポーター活動事例」「 オリジナルグッズ」を展示しました。
オレンジカフェ、声かけ訓練、見守り活動等、全国のサポーターの活躍の一部をご紹介しました
大阪市のキャラバン・メイトの考案によるペーパークラフトのロバ隊長。(ダウンロードhttp://showa-kan.sakura.ne.jp/
参加者も真剣に作成中
メイト、サポーターのユニホームとして使用されているオレンジウエア
サポーター講座用グッズは力作ぞろい。「記憶のつぼ」(右)と脳モデル(左)